残念な人の仕事の習慣
件名につけた【緊急】。あなたにとって?相手にとって?
また、件名に【重要】【緊急】【要返信】といったラベルを使用する場合はよく考えてほしい。往々にして【緊急】と記されているものは、送り手にとっては緊急であるが、こちらにとっては全く急ぎには見えないものである。よくよく読んでいると、「勝手に緊急にしているのは自分じゃないか」と思うこともある。つまり、もっと早くから検討していれば、あらかじめ準備をしておけば(傍目には明らかに)よいのに、あるいは忘れていたんじゃないの、という印象を持つようなものである。
もちろん、職務権限上の上下関係が明確な場合、あるいは当事者間で重要度や緊急度が共有されているなどの信頼できるケースはいいが、その際も表現は極力工夫するべきだろう。
とはいえ、メールのラベルはコミュニケーションの最適化のために有効である。私がよいと思うラベルは、【報告】【連絡】【相談】【依頼】【質問】などの、相手に期待するアクションを明示したラベルである。相手のアクションを明示するというよりは、「強要する」「急かす」ものであることが先の例との違いだ。
- 『残念な人の仕事の習慣』(アスコム刊)より抜粋
残念な人とは?
バックナンバー
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タイトル一覧
山崎将志プロフィール
ビジネスコンサルタント。東京大学経済学部卒業。1994年にアクセンチュア入社後、2003年に独立。
事業再生コンサルティングの味あるパートナーズ、家事を宅配する生活総合支援サービスのカジタク、5円コピーのAPソリューションズ、プロフェッショナル研修の知識工房等、複数の事業に株主、経営者、実務担当者の3つの立場から運営に携わる。主な著書・共著に『残念な人の思考法』(日本経済新聞出版社)、『残念な人の英語勉強法』(幻冬舎)、『ロジカル・シンキングの道具箱』『会議の教科書』『時間とムダの科学』などがある。
著書紹介
残念な人の仕事の習慣 山崎将志 著
努力してる、でも成果が出ない。で、ちょっとイヤになってきた…そんなときの仕事の処方箋。仕事の現場でついついやってしまう残念な習慣を数多くの事例を交えて紹介し、その解決法をエンジニアリングに、具体的に解説していきます。
話し方やメールの仕方といった日常の人間関係から、時間の使い方、マネジメント、そして生き方にいたるまで具体事例を交えながら詳細に解説していきます。
















