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話がかみ合わない親子に効く「魔法の言葉」 「勉強すべき」という大前提からズレている

2016年12月1日

【質問】

初めまして、中1女の子を持つ母です。ソフトテニス部に所属しており、一学期は普段の授業、部活、課題に明け暮れ、シャワーも浴びず寝ることもありました。成績は4が2つとあとは3でした。

英語と国語のテスト点数がよくなかったので、次は点数アップにつながってほしいと思いドリルをやらせています。ですが、夏休みも平日と土曜日は部活がありましたし、2学期に入ると学校からの宿題も多く、疲れていてできないと言います。特に塾には行っていないのですが、成績を上げるには、どうさせたらいいでしょうか。親のサポートもどうすべきでしょう。いつも親子げんかになり悩みます。ご指導よろしくお願いします。

(仮名:白石さん)

前提が違うと解決しない

【石田先生の回答】

中1の1学期は小学校までの生活との差から、疲れが溜まりやすく、特に運動部の部活をする子は、勉強に影響が出やすいものです。しかし夏を越して2学期になると徐々に変わってきますね。今回のご相談内容を拝読し、親と子での考え方やあり方の違いというものを感じました。それは「前提が違うため、いくら会話をしても、その後の論理が正しくても解決しない」ということです。

こうしたこと、日常的にあちこちで起こっています。人間は、「前提→事実→結論」という流れで、結論を導き出しています。つまり、前提が根っこにあり、それに基づいて、事実を判定し、結論を下しています。

その前提というのは、人によって違うことがあり、事実とは限りません。個々人の「思い込み」であることも多いと言ってもいいかもしれません。この「思い込み」は通常、会話には出てこないため、わざわざ相手に確認でもしないかぎり、わかりません。この「思い込み」が双方にとって共通であれば問題は起こりませんが、微妙な違い程度ならまだしも、まったく違っていると、大きなトラブルになりがちで、しかもそうそう解決しないのです。


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